
内蔵型冷え②(改善方法)

内臓型冷え症によって引き起こされる体の不調は、お腹を温めることで改善できます。
お腹は大切な臓器が集まっている大切な部位。
お腹が冷えてしまうと内臓機能の低下や血行不良といった体調不良を引き起こしてしまいます。
逆にお腹をしっかり温めればいいらしい。
そう言えば小さい頃腹巻きってしていたような気がする。
年頃になってかっこ悪いとか言ってしなくなったけど、ヤッパリ必要だよね💧
なので最近お腹にカイロをつけて、入浴、ウオーキングと心がけている😶
<お腹を温めることで得られる3つの効果>
効果①代謝向上
体の中心が温められることで熱エネルギーがしっかり作られます。そうすると、血液の流れが良くなり、全身へ栄養が行き届くようになります。
効果②疲労回復
内臓が冷え、体温が低い状態が続いていると、体力が落ちて疲労がなかなか回復されにくくなります。内臓がポカポカと温まれば、末端まで血液が行き渡るようになるため、体が元気になり疲れも取れやすくなります。
効果③免疫向上
風邪のウイルスや病原菌への抵抗力、免疫力は、体温が高いほど活動します。お腹を温めて体温をキープすることは免疫を上げるためにも大事なことです。

そのほかの内臓冷えに有効な対策法
対策①温かい食べ物や飲み物を積極的に摂り、内側からお腹を温める
内臓型冷え症を改善するには、まず体の内側から温めることが大切です。温かい食べ物や飲み物を積極的に食事へ摂り入れることで、内臓がしっかり温められます。胃腸などの消化器官が温まることで、消化機能が向上されたり、血液の流れが良くなったりと、内臓型冷えによる体の不調も改善できます。
朝食にお味噌汁をプラスしたり、夕食にスープを摂り入れたりするだけでも十分効果が期待できます。さらに、体を温める温活効果のある「陽性食材」を積極的に摂り入れることで、より内臓が温まるので効果的です。
・温活効果のある「陽性食材」とは?
体を温める食材として代表的な生姜や唐辛子のほか、
土の中で育つ根菜類やイモ類も高い温熱効果があります。
土の中で育つ野菜は、熱い太陽の日差しから逃れようと土の奥深くまで成長していくため、
温活食材として優れているとされます
また、体を温める陽性食材を積極的に摂ることと同じくらい、冷えをもたらす「陰性食材」の摂取方法を工夫することも大切です。
・体を冷やす「陰性食材」とは?
土の中で育つ根菜類やイモ類の温熱効果が高いことに対し、太陽に向かって成長していくキュウリ、ナスなどの野菜は、体が冷えやすい特徴があります。
このような体を冷やす陰性食材は、過剰摂取を控えるだけでなく、
調理法などを工夫することが大切で、 温野菜にする、陽性食材と組み合わせスープや鍋物など
温かい料理にするなどがよい。
陽性食材だけに偏らず、食材をバランスよく摂ることで、
冷えによる体調不良も改善されるので、「温め」を意識した食生活を送るよう心がけましょう。
対策②外側からお腹を温める
体の内側から内臓を温めることと同じくらい、外側からお腹を温めることも重要です。
しかし外側からお腹を温めるときは、単純に厚着をすればよいというものではありません。厚着をすると全身に汗をかいてしまうため、かえって内臓の冷えを悪化させてしまう場合があります。 厚着は避け、お腹だけを温める(腹巻、カイロなど)ことで、手早く内臓冷えを改善することが可能です。
・ぬるめのお湯で入浴する
仕事や育児で忙しいと、シャワーだけで簡単に済ませてしまいがちです。
しかし、温かい湯船にしっかりつかって体を芯から温めることは内臓の温めにも繋がります。
お湯の温度が熱過ぎると、体が汗をかき、かえって冷えを促進するので38~39度程度のぬるめのお湯をはりましょう。入浴は温活効果だけでなくリラックス効果もあるので、内臓冷えの原因となっているストレス解消にも有効です。
対策③有酸素運動をして、体をじっくり温める
筋力量の低下は、内臓冷えの原因の1つです。 スクワットなど筋肉の収縮を促す運動を摂り入れることで、内臓を含む全身の代謝があがり血流改善にも効果的です。
激しい運動は大量の汗をかき疲労感が強く続けづらいので
ストレッチやウォーキングなどの「有酸素運動」をおすすめします。
まとめ
内臓の冷えは、生活習慣の乱れが大きな原因となります。
女性は、男性よりも筋肉量が少ないため内臓型冷え症に陥りやすいといえます。
自分の生活習慣を見直しお腹を温めて、内臓を冷やさないように心がける。
秋から冬に向けては冷えをつらく感じる時期。
それまでに内臓冷えをしっかり改善していきましょう。